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クリスマスは光をプレゼントする日。

クリスマスは、今から約2,000年前の12月25日にイエス・キリストが誕生したことのお祝いをする日です。キリスト教の礼拝が世界中に広まったものですが、一方で12月25日にイエス・キリストが生まれたという記録が残っているわけではなく、詳細は不明なようです。それにも関わらず12月25日がクリスマスとなったのには、古代から行われていた「冬至の祭り」が関係しています。当時のローマ帝国では、太陽を神と崇める太陽信仰を行っていましたが、秋から冬にかけて日照時間が短くなると死が近付くと恐れられていました。ところが、冬至を境に日が長くなることから、それを太陽の復活、光の復活としてお祝いしていたのです。やがてその冬至の祭りが、イエス・キリストの誕生日としてお祝いされることになるのですが、それはイエス・キリストが「世の光」と呼ばれていたためだと言われています。また、イエス・キリストがいた時代は、ユダヤ歴という暦が使われており、それによると1日の始まりは太陽が沈む夕方でした。クリスマスイブというのは前夜という意味ではなく、クリスマスの始まりという意味のようです。

私たち日本人はキリスト教の方は少なく、無神教的な人が多いです。年末にかけて教会に行ったり、神社に行ったりと1年間の中でももっとも神聖さを意識する時期ではないでしょうか。

東京と新潟を毎週往復し、その都度始発に乗ります。今の時期はまだ朝が夜です。イブのように夜ですがすでに1日は始まっています。暗闇は明るさを作り出す前兆です。暗闇の中で明るさは生まれます。

クリスマスの日。目を閉じて暗闇を作りその中の輝きを見つけましょう。そして自己の内側の光をハートを膨らませることで、その輝きを今まで以上に拡張し、キリストが多くの人へ愛を届けたように、光のギフトを周りの人へと贈り届けていきましょう。

神聖な輝きに一礼しましょう。そしてそれを外へ向けて広げていきましょう。

メリークリスマス。

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